FAQ

Q: On-chip Sortで血液中循環腫瘍細胞(CTC)を検出する事は可能ですか?  また、分取出来るCTCの数はどの程度から可能でしょうか?

CTCを細胞表面マーカー等で検出する事が出来ます。     
On-chip Sortではチップのサンプルホルダー容量に制限があり、4mlの全血を出発材料とし前処理でCD45陽性の血液細胞を取り除きます。その後に上皮性の細胞マーカー等を利用してCTCの検出・分取をおこないます。上皮性マーカーとしてはサイトケラチンやEpCAMが良く使われるメーカーでしたが、それらの発現が無いCTCや、上皮間葉転移(EMT)によってそれらの発現が低下している場合があり、ビメンチン等のマーカーも利用されています。
On-chip SortのCapture Limitは4mlの全血液中1.4±0.2個となっています。

Q:操作は難しいですか?

メンテナンスもなく、操作もとても簡単なのでフローサイトメーターを扱ったことがない方でも簡単に操作できます。

Q:メンテナンスフリーとはどの程度フリーなんですか?

フローサイトメーターにおけるメンテナンスで一番煩雑なのはチューブ(流路系)の洗浄であり、
通常使用前後の洗浄や定期的な(週1回程度)の洗浄を必要とします。
On-chip sortの場合流路系が完全に交換できるので洗浄を全く必要としません。
また、定期的なメンテナンスも全く必要ありません。

Q:具体的にどのような細胞でダメージがないのですか?

Cell lineはもちろん、神経細胞やiPS由来の神経細胞などへのダメージがほとんどないことを当社で実証済みです。
(アプリケーションをご覧下さい)

Q:なぜダメージがないのですか?

他社とは全く違う方式を採用しており、細胞は流路内を流れていくだけで、高圧力や
ドロップを作るための振動、電圧などが全くかかりません。
On-chip Sortで使用する圧力は大気圧の1/50、他社の1/10以下です。
流路内を流れるスピードも他社ではドロップレットが飛ぶ速さとして時速40 km以上ですが、
On-chip Sortでは時速3~4 kmと大変緩やかなスピードとなっています。
そして、培養液をシース液として利用できるので細胞にかかる負担がほぼなく、
これらのことからOn-chip Sortはダメージフリーであると言えます。

Q:使い捨てチップを使用することでのメリットは何ですか?

使い捨てチップを用いることによって、クロスコンタミネーションフリーが実現し、
通常のフローサイトメーターでは扱うことが難しいバクテリアや
感染性のあるようなSampleも扱えます。
また、コンタミネーションを最小限に抑えるため、ソーティグ後の培養も容易です。

Q:使い捨てチップ(プラスチック製)を使用することで感度は悪くならないのですか?

使い捨てチップを用いることによって、クロスコンタミネーションフリーが実現し、
通常のフローサイトメーターでは若干感度は下がりますが、
レーザー透過性の高いプラスチックを使用しているのでFITC 200 MESF以下を実現しており、
通常使用するには問題ありません。

Q:セルソーターはエアロゾルを発生すると聞きましたが危険ではないのですか?

エアロゾルを発生させるすべての装置を安全キャビネットに入れる必要があるという指針が
2013年3月にNIHより出されました(詳細はこちら)。
将来的には多くの施設でフローサイトメーターを安全キャビネット内に入れなければいけないことに
なると思われます。
On-chip Sortはエアロゾルを発生しない唯一のセルソーターでとても安全なため、
安全キャビネット内に入れる必要がありません。

Q:レーザーにはどのような種類がありますか?また最大で何本搭載できますか?

バイオレットレーザー(405 nm)、青レーザー(488 nm)、赤レーザー(637 nm)の3種類のレーザーがあり、
最大3本まで搭載可能です。(※青レーザーは必須)

Q:蛍光は最大何色とれますか?

最大8色とれます。詳しくはこちら

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